コンセントの異常を感じたら、放置せず早めに対処することが大切です。故障したコンセントをそのまま使い続けると、最悪の場合けがや事故が発生するおそれもあります。
この記事では、合志市や菊陽町、大津などの熊本県内でコンセントの修理をご検討中の方に向けて、故障したコンセントの修理内容や交換すべきタイミング、修理(交換)費用や工期などについてご説明します。
故障したコンセントは修理できる?
コンセントが故障した場合、コンセントの交換によって修理することが一般的です。ここでは、注意点も合わせて解説します。
コンセント修理は基本的に交換
コンセントの修理では、部品の交換またはコンセント本体の交換によっておこなわれることがほとんどです。なお、壊れた箇所によって修理(交換)する方法は以下のように異なります。
コンセントカバーの破損
コンセントカバーやスイッチプレートと呼ばれる、コンセントの周りを覆うカバーだけが破損している場合は、カバーのみを交換して修理します。電気的な工事を必要としないため、コンセントカバーの交換だけであれば専門の資格を持たない方でもおこなえるのが特徴です。
ただし、素人ではコンセントカバーのみの破損なのか内部の破損なのか判断が難しいため、専門業者に確認してもらうことをおすすめします。
コンセント内部の故障
コンセント内部が故障している場合は、コンセント本体を交換して修理します。コンセント内部の修理や交換は電気工事に該当するため、「電気工事士」の有資格者でなければおこなえません。
【注意】DIYでのコンセント修理には資格が必要!!
コンセントカバーではなく、コンセント本体の修理(交換)をおこなうには、「電気工事士」の国家資格が必要になります。コンセントは壁内部の電気配線に繋がっているため、「電気工事士」の資格を持たない方がDIYでおこなうと、やけどや事故のおそれがあり、大変危険です。
また、無資格で電気工事をおこなうことは「電気工事法」に違反するため、事故が起きた場合に法的な責任が生じるおそれがあります。コンセント本体の交換は、電気工事士が所属する専門業者に依頼するようにしましょう。
コンセントを修理(交換)するタイミング
コンセントを修理(交換)するタイミングは、「使用して10年が経過したとき」「ひび割れや破損があるとき」「動物のおしっこなどがかかったとき」などです。ここでは、それぞれの修理(交換)タイミングについて詳しく解説していきます。
使用して10年以上が経過したとき(コンセントの寿命)
コンセントの寿命(耐用年数)はおよそ10年のため、使用して10年以上が経過したときは、コンセントの交換を検討するタイミングです。
実際はコンセントの使い方や使用頻度などによって寿命が変わりますが、設置から10年以上経過したコンセントは、ひび割れや破損、手で持てないほどの発熱がないかを、日頃から注意深く観察すると良いでしょう。
また、あとで詳しくご紹介しますが、カバーや差込口が茶色っぽい見た目の古いタイプのコンセントの場合は、劣化によってホコリが溜まりやすく発火事故などのリスクが高まるため、早めの交換をおすすめいたします。
ひび割れや破損があるとき
コンセントにひび割れや破損があるときは、すぐにコンセントを修理(交換)をするのがおすすめです。ひび割れからホコリや水が入り込むことで、発火などの事故が事故が起きる危険があります。
ネコなどの動物がおしっこをしたとき
ネコや犬などの動物のおしっこがコンセントにかかると、その水分をとおして周囲に放電され、コンセント部分が発熱します。コンセントの中におしっこが入ったまま使い続けると、大切なペットが怪我をする危険があるうえに、火事が起きるおそれもあります。
もしもネコなどの動物がコンセントにおしっこをしてしまったときは、コンセントを修理(交換)するのがオススメです。
手で触れないほど発熱しているとき
手でコンセントが触れないほど発熱しているときは、発火する危険性があります。手を当てると温かく感じる程度の熱であれば問題ないことが多いですが、触れないほど熱くなっているときには要注意です。発火を防ぐために、すぐにコンセント修理(交換)をおこないましょう。
古い家で高齢者のみが生活していて心配なとき
古い家で高齢者のみが生活している場合、古いコンセントをそのまま使い続けていないか確認が必要です。祖父母など高齢者のみの場合では、コンセントから発火するなどの緊急事態にすぐに対応することが難しく、事故が大きくなることも考えられます。
古いタイプのコンセントを使用しているときは、新しいコンセントに交換しておくことで、発火事故などの予防につながります。
古いタイプのコンセントについて、詳しくは以下で解説いたします。
コンセントが発火?!古いタイプのコンセントには注意
コンセントから発火しやすいのは、古いタイプのコンセントです。ここでは、古いタイプのコンセントとはどのようなものかと、なぜ古いタイプのコンセントは注意が必要かについて、詳しく解説していきます。
古いタイプのコンセントとは?
新しいタイプのコンセントは、白色のコンセントカバーや差込口が一般的ですが、古いタイプのコンセントは、カバーや差込口が茶色っぽい見た目のものが多いです。
また、さらに古いタイプでは、差込口が黒色のコンセントもあります。
古いタイプのコンセントは中にホコリが溜まりやすい
古いタイプのコンセントは、劣化により中にホコリが溜まりやすい特徴があります。溜まったホコリが湿気を帯びて通電することでショートし、発火の原因になることがあります。
また、最近はコンセントを使用する家電の種類が増えたために、昔の家のコンセントの数では足りず、タコ足配線にしている家庭が少なくありません。タコ足配線ではコンセントの電気の許容量を超えることが多く、発熱して出火するおそれがあります。
このような原因から、古いタイプのコンセントを使い続けることで発火しやすい環境になってしまうリスクが高まります。古いタイプのコンセントをお使いの場合は、新しいコンセントへ交換することをオススメいたします。
熊本でコンセントを修理(交換)する費用・工期
熊本でコンセントを修理(交換)する費用と工期を、一般的なコンセントやUSB型コンセントなどに分けてご紹介します。
コンセント修理(交換)の費用:3,300円~/工期:1時間
故障してしまったコンセントや、古いコンセントを交換する場合、費用が「3,300円~」、工事時間(工期)が「約1時間」ほど必要です。
USB型コンセントに交換する費用:12,000円~/工期:1時間
直接USBケーブルを差し込めるUSB型コンセントに交換する場合、費用が「12,000円~」、工事時間(工期)が「約1時間」ほど必要です。
USB型コンセントは一般的なコンセントに比べると価格は高いですが、USBケーブルを使用する家電が増えているため、設置を希望される方は増えてきています。
コンセントの増設・新設もオススメ!
そもそものコンセントの数が足りず、タコ足配線になっている場合などは、コンセントの増設や新設を検討するのもおすすめです。
実際に、コンセント修理(交換)と同時にコンセント増設・新設を希望されるお客様も多くいらっしゃいます。
コンセントの増設や新設について詳しくは、以下の記事をご参照ください。
>>熊本県でコンセントを増設する費用は?増やす方法や注意点 | 株式会社キューケンシステム
熊本県のコンセント修理(交換)なら「電気工事のキューケン」へ
この記事では、「コンセントの修理は可能か」「コンセント修理(交換)のタイミング」「コンセント修理(交換)に必要な費用」などについて解説してきました。
コンセントのひび割れや破損、手で持てないほどの熱の発生など、コンセントの異常に気がついたときは、早めに修理(交換)することで、事故や怪我の予防につながります。
合志市や菊陽町、大津などの熊本県内でコンセント修理や増設をご検討中の方は、「電気工事のキューケン」までお気軽にお問合せください!ホームページから無料お見積りのご相談も、24時間承っております。