ガソリンではなく電気で走り、環境にやさしい車として広がりを見せているEV(電気自動車)を購入するなら、自宅で充電するためのEVコンセントを設置する必要があります。これからEV(電気自動車)を購入し、EVコンセントの設置を検討している場合は、EVコンセントの種類や工事費用を確認するのが大切です。
この記事では、合志市や菊陽町、大津などの熊本県内でEVコンセントの設置をご検討中の方に向けて、EVコンセントの概要や工事費用の目安などについて解説します。
EVコンセント(EV充電スタンド)とは?
EV(電気自動車)を充電するために必要な設備が「EVコンセント」または「EV充電スタンド」です。「EVコンセント」は家庭で一般的に設置される「普通充電器」を指すのに対し、「EV充電スタンド」は商業施設や公共の駐車場で設置される「急速充電器」を指すことが多いです。
ただし、場合によっては、家庭用の壁面取り付けタイプをEVコンセント、家庭用の自立スタンドタイプやケーブル一体型のEV充電器をEV充電スタンドと呼んで区別することもあります。
ここでは、家庭用の「壁面取り付けタイプ」と「自立スタンドタイプ(EV充電スタンド)」の両方を“EVコンセント”と呼び、「100vと200VのEVコンセントの違い」や「EVコンセントの設置に必要な資格」を解説します。
100Vと200Vコンセントの違いは充電速度
EVコンセントには100Vと200Vの2種類があり、200Vのほうが短時間で充電できるのが特徴です。たとえば、トヨタのプリウスPHVの場合、100V(6A)のEVコンセントを利用すれば満充電まで約14時間かかりますが、200V(16A)のEVコンセントの場合は約2時間20分で満充電できます。
車種や充電設備などにより充電時間は多少変動しますが、200VのEVコンセントのほうが100VのEVコンセントよりも倍以上も早く充電できることには変わりありません。
充電時間を短くして快適にEV(電気自動車)を使用するには200Vコンセントがおすすめで、実際にほとんどの方が200VのEVコンセントを選ばれています。100VのEVコンセントはあまり一般的ではありませんが、EV(電気自動車)の利用頻度が少ないご家庭では100VのEVコンセント(屋外コンセント)を設置して、BBQ用の電気コンロを動かすといった用途も考えられます。
EVコンセントの設置には「第二種電気工事士」以上の資格が必要
EVコンセントを設置する際には、「第二種電気工事士」以上の資格が必要だと法律で定められています。DIYで無資格の方が安易にEVコンセントの設置をしようとすると、事故やけがの危険があるだけでなく、問題が起きたときに法的な責任を追及されることがあります。
EVコンセントを安全に設置するためにも、「第二種電気工事士」以上の資格を持つスタッフが所属する専門業者に依頼しましょう。
EVコンセント(EV充電スタンド)の工事費用
ここでは、EVコンセント(EV充電スタンド)の工事費用や、EV(電気自動車)の充電ケーブルをすっきり収納できるEVコンセントボックスの費用などについて解説します。
自動車販売店だと10万円以上かかることが多い
EV購入先の自動車販売店にEVコンセントの設置を依頼した場合、10万円以上の費用がかかることが一般的です。自動車販売店のEVコンセント設置費用が割高な理由は、自動車販売店から下請けである専門業者に注文して工事をおこなうことが多いためです。
EVコンセント工事費用(壁面):5万円~/1日
専門業者である「電気工事のキューケン」に壁面取り付けタイプのEVコンセントの設置をご依頼いただいた場合、費用は「5万円~」、工期(工事期間)は「1日」で承っております。
自立スタンドタイプの場合は壁面取り付けタイプのEVコンセントの倍ほどの費用がかかるため、コストパフォーマンスの良い壁面取り付けタイプのEVコンセントがよく選ばれています。
EVコンセントボックスでケーブルをすっきり収納!
EVコンセントを設置した後に、充電ケーブルの収納場所に困る方は少なくありません。見栄えの問題や盗難の心配を解決するには、EVコンセントボックスがおすすめです。EVコンセントボックスは、EVコンセントの工事費用に「+1万円ほど」で設置可能です。
EVコンセントボックスを設置すれば、ケーブルをすっきり収納できるうえに、鍵を付けることも可能です。そのため、「盗電」などを防げるので、セキュリティ面でも安心してお使いいただけます。
お庭でBBQも?!EVコンセント(屋外コンセント)の設置メリット
EVコンセントはEV(電気自動車)の充電だけでなく、屋外で電化製品を使えるようになるというメリットがあります。ここでは、EVコンセントなどの屋外コンセントを設置するメリットをご紹介します。
お庭BBQでホットプレート等の電化製品を使える
屋外コンセントがあれば、お庭でBBQする際に炭や火を使わなくても、ホットプレートなどの電化製品を使用できます。火事の予防に繋がるだけでなく、手軽にお庭での食事が楽しめるようになります。
高圧洗浄機や草刈り機などを使用できる
庭や外壁などの掃除やお手入れに便利な高圧洗浄機や草刈り機も、屋外コンセントがあれば格段に使いやすくなります。屋外コンセントを設置して掃除に活かせば、きれいなお庭を保ちやすくなるでしょう。
防犯カメラや防犯灯の設置でも活躍
防犯カメラや防犯灯を設置するためにも、屋外コンセントは役立ちます。防犯カメラや防犯灯の設置を検討している場合は、屋外コンセントの設置も同時に検討しましょう。
コンセントと家電の電圧(100V・200V)の違いに注意!
屋外コンセントはEVへの充電以外にもさまざまな用途がありますが、注意点として電圧の問題が挙げられます。
たとえば、200V用のEVコンセントに、日本で一般的に使用されている100V用の電化製品を繋げると、高い電圧に耐え切れずに電化製品が壊れてしまう危険性があります。
ただし、日本では200Vのコンセントと100Vのコンセントでは差込口の形が違うように設計されているため、うっかり間違えることは少ないかもしれませんが、念のため注意しておきましょう。
なお、電化製品の対象電圧は、取り扱い説明書などに記載されている「定格入力」または「INPUT」などと示された欄で確認できます。
熊本県でEVコンセントを設置するなら「電気工事のキューケン」へ
この記事では、「EVコンセント(EV充電スタンド)とはなにか」や「EVコンセントの工事費用」「EVコンセント(屋外コンセント)を設置するメリット」などをご紹介してきました。
EVコンセントを設置することで、自宅で手軽にEV(電気自動車)の充電をおこなえるようになります。「電気工事のキューケン」なら、壁面取り付けタイプのEVコンセントの設置工事が「5万円~」と、一般的な自動車販売店で依頼するよりも安い価格で設置可能です。
合志市や菊陽町、大津などの熊本県内でEVコンセントの設置をご検討中の方は、「電気工事のキューケン」までお気軽にお問合せください!ホームページから無料お見積りのご相談も、24時間承っております。